キャベツの甘さと旨みが際立つ絶品「蒸しキャベツ」
”蒸し野菜” は、野菜の水分を利用してつくるシンプルな料理。短時間でできて、野菜の栄養と風味を損なわない調理法です。たくさんの湯で茹でると素材の栄養素と旨みが失われてしまいます。
キャベツの他にもブロッコリー、人参、スナップエンドウ、インゲン、オクラ、青菜(ほうれん草・小松菜・チンゲンサイなどは、蒸し菜にすればお浸しやゴマ和えなどに使えて重宝します。ブロッコリーやスナップエンドウなどはサラダにも。)
〈材料〉 [3~4人分] キャベツ1/4程度 桜エビ適量 塩少々(桜エビの塩気を考慮して)
〈つくり方〉
- キャベツはさっと洗い、3~4cm角に切る(芯の部分も薄切りにして加える)
- キャベツ全体にかるく塩をまぶす
- 余熱した鍋にキャベツを入れてフタをし、弱めの中火で1分加熱する
- フタをしたまま鍋をゆすり、さらに1~2分蒸して火を止め、桜エビを入れて混ぜる
- 余熱で数秒~30秒蒸らしお皿に取り出す
※キャベツのシャキッとした食感を残すのがポイント 春キャベツは、火の通りがはやいので手早く蒸す
〈蒸しキャベツの手順 〉
① 鍋にフタをして中火で1~2分余熱
② 切って少量の塩をまぶした野菜を鍋に入れ、フタをして中火~弱火で2~5分加熱
③ 余熱でむらす
- 鍋は蒸し器ではなく、ステンレスの ”多層構造鍋” などを使います。フタは蒸気がもれず、ぴったり閉まって重さのあるものを選ぶようにします。(しっかりした鍋が一つあると重宝します)
- 単品で調理するのがお勧めです。蒸しすぎると野菜の旨みと栄養が減ってしまうので、シャッキッとした感じが残るように仕上げる
- フキ、山菜などアクの強いものは蒸し野菜には向きません。アク抜きのために茹でます